「塾では解けるけど、テストになったらできない」そういう子に
「これってどういうこと?」
と質問をすると、実はわかっていないことがほとんど。
その問題は解けるけど、
パターンが変わると解けない。
つまり「導き方」を理解しないで「解き方」だけで解いていると
学年が上がるごとに
問題の本質的なことを忘れ、
応用問題が解けなくなっていくことが多くあります。
長年の塾講師経験を通して
「わかる」と「できる」の違いを理解してきました。
ですから、うちの塾では
「わかった」ことは自分の言葉でノートにまとめてもらい、
(小学三年生だってやっています)
また何回もやるうちに
「で、なんでそうなるんだっけ?」と聞かれます。
もう一度解いていみるときこそ、
一度解いていてどうなるかわかるからこそ、心の余裕を
「どうしてそうなるか」
考えながら復習することが大事だと
声をかけます。
応用問題をやるときには
これって基本問題のどれと同じだと思う?と声をかけます。
基本と応用をつなげて考える力がついていないから「基本はできるんだけど」という結果になっているのです。
学習した「知識」同士がつながって、新しい「知恵」になるよう
イメージしながら指導しています。